プールの解体・撤去費用の相場|FRP製・コンクリート製の費用目安と全撤去・埋め戻しの選び方を解説

プールの解体・撤去費用の相場ガイド
Swimming Pool Demolition Cost Guide

プールの解体費用はコンクリート製なら50〜400万円、FRP製なら10〜30万円と素材で大きく異なります。実は「全撤去」と「埋め戻し」の2つの方法があり、土地活用計画で最適解が変わります。種類別の費用目安・2つの解体方法・業者選びのポイントを業界25年の視点で解説します。

目次

プールの解体・撤去費用の相場と種類別目安

Chapter 01
01
Swimming Pool Demolition Cost Overview
FRP製・コンクリート製・大型プールの費用比較

プールの解体・撤去費用の相場

戸建て住宅の庭のプールや、旅館・スイミングスクールなどのプールを解体・撤去する費用は、プールの構造・大きさによって大きく変わります。実は、コンクリート製のプールは頑丈に作られているため、解体には専用の重機と手間がかかり、想定以上の費用になることがあります。

プールの種類・作業 費用目安 特徴
FRP・樹脂製プール(小型) 10〜30万円 軽量で解体しやすい。撤去・処分が容易
コンクリート製プール(家庭用・20㎡) 50〜150万円 斫り解体が必要。廃材が重い
コンクリート製プール(大型・50㎡超) 150〜400万円 業務用・スクール用。大規模な斫り作業
プールの埋め戻し(残す場合) 10〜50万円 解体せず内部に土砂を充填する方法
循環ろ過設備・配管の撤去 5〜20万円 ポンプ・ろ過機・配管の撤去

プール解体の2つの方法:全撤去と埋め戻しの比較

Chapter 02
02
Full Removal vs Fill-In: Two Methods
全撤去・埋め戻しのメリットと手順

プール解体の2つの方法:全撤去と埋め戻し

方法 メリット デメリット・注意点
全撤去(完全解体) ◎ 更地として活用可能 費用が高い。コンクリートを全て斫り撤去
埋め戻し(部分解体) ◎ 費用を抑えられる プールの底に穴を開け排水し、土砂で埋める
△ 地盤沈下・再利用制限のリスク 新築の基礎位置によっては全撤去が必要

埋め戻しの手順と注意点

  • ①プールの水を抜く:排水設備または排水ポンプで完全に水を抜く
  • ②底に穴を開ける(水抜き穴):雨水が溜まらないよう底に排水用の穴を開ける
  • ③土砂で埋め戻す:良質な土砂を入れ、段階的に締め固める
  • ④表層を整地:地表を平らに仕上げる
  • 注意:埋め戻しは費用が安いが、新築の基礎位置と重なる場合は全撤去が必要。将来の土地活用計画を確認する

プール解体費用を左右する5つの要因

Chapter 03
03
5 Factors Affecting Pool Demolition Cost
素材・大きさ・アクセス・付帯設備

プール解体費用を左右する要因

  • プールの素材:FRP・樹脂製は軽く安い、コンクリート製は重く高い
  • プールの大きさ・深さ:大きく深いほど廃材量・掘削量が増え費用増加
  • 重機のアクセス:庭の奥・狭小地で重機が入りにくいと手作業が増え割高
  • 廃材処分費:コンクリートガラの処分費・運搬費
  • 付帯設備の有無:循環ろ過設備・配管・プールサイドのタイル・デッキの撤去
Q: 庭の古いプールを解体して駐車場にしたいのですが、費用はどのくらいですか?
A: 家庭用のコンクリート製プール(20㎡程度)の全撤去で50〜150万円が目安です。駐車場にする場合は全撤去後に整地・転圧が必要です。付帯設備(ろ過機・配管)の撤去費も加算されます。まず現地見積もりを複数社に依頼してください。

プール解体の業者選びと手続きのポイント

Chapter 04
04
Contractor Selection & Procedures
斫り実績・撤去範囲・産廃マニフェスト確認

プール解体の業者選びと手続き

  • コンクリート構造物の解体実績を確認:プール解体は斫り技術が必要。実績のある業者を選ぶ
  • 全撤去か埋め戻しかを相談:土地活用計画に応じて最適な方法を提案してもらう
  • 付帯設備の撤去範囲を明確に:ろ過設備・配管・プールサイドのタイル・デッキの撤去が含まれるか確認
  • 廃材処分の適法性:コンクリートガラの適正処理・産廃マニフェストの発行を確認
  • 相見積もりは3社以上:プール解体費用は業者によって差が大きい
Q: プールを解体せずに埋め戻すだけで大丈夫ですか?
A: 埋め戻しは費用を抑えられますが、新築の基礎位置とプールが重なる場合や、地盤の安定性が求められる場合は全撤去が必要です。また埋め戻しが不十分だと地盤沈下のリスクがあります。将来の土地活用(新築・駐車場・売却)に応じて業者・設計士と相談して判断してください。

よくある質問(FAQ)

Chapter 05
05
Frequently Asked Questions
プールの解体・撤去費用に関する疑問にお答えします
Q: FRP製の小さいプールと、コンクリート製のプールでは費用がどのくらい違いますか?
A: FRP・樹脂製の小型プールは10〜30万円、コンクリート製(20㎡程度)は50〜150万円が目安です。コンクリート製は斫り解体が必要で廃材も重いため、FRP製の3〜5倍の費用がかかることがあります。
Q: プールの解体後、跡地はすぐに使えますか?
A: 全撤去して整地すれば、駐車場・庭・新築用地としてすぐ活用できます。埋め戻しの場合は地盤の締め固めが不十分だと沈下する可能性があるため、重い構造物を建てる前には地盤調査を推奨します。
Q: スイミングスクールや旅館の大型プールの解体費用は?
A: 50㎡を超える業務用の大型プールは150〜400万円以上が目安です。深さ・付帯設備(ろ過設備・機械室・更衣室)の規模によってさらに高額になります。大規模なプール解体の実績がある業者に相見積もりを依頼してください。
Q: プール解体に補助金は使えますか?
A: プール単独の解体補助金は一般的にありませんが、建物全体の解体の一部として空き家解体補助金の対象になる場合があります。市区町村の窓口で確認してください。
FROM THE FOUNDER
菊池隆弘

菊池 隆弘
解体適正価格チェック 代表
業界歴25年 | 25 YEARS IN THE INDUSTRY

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