解体前の庭木・樹木の伐採・撤去費用の相場|高さ別費用目安・業者の選び方・費用を抑えるポイントを解説

解体前の庭木・樹木伐採撤去費用の相場ガイド
Garden Tree Removal Cost Before Demolition

解体前の庭木撤去は建物解体費とは別に数万〜数十万円が発生することがあります。実は大きな高木が多い敷地では庭木だけで50万円以上になるケースも。樹木の規模別費用目安・業者の選び方・費用を抑えるポイントを業界25年の視点で解説します。

目次

解体前の庭木・樹木の伐採・撤去費用の相場

Chapter 01
01
Garden Tree Removal Cost Before Demolition
高さ・規模・種類別の費用目安一覧

解体前の庭木・樹木の伐採・撤去費用とは

解体工事を依頼する際、庭の樹木(庭木・植木・生垣)の伐採・撤去費用は「別途」となることがほとんどです。実は、大きな樹木が多い敷地では庭木の撤去費用だけで数十万円になるケースがあり、解体費用の見積もり時に忘れがちなコストです。

樹木の種類・規模 伐採・撤去費用目安 備考
低木・草花類(〜1m) 1本500〜2,000円 まとめて処分。大量の場合は重量計算
中木(1〜3m) 1本3,000〜15,000円 種類・幹の太さによって変動
高木(3〜7m) 1本1〜5万円 高所作業が必要。足場・高所作業車の費用加算
大木(7〜15m) 1本5〜20万円 クレーン・専門技術が必要
巨木(15m超) 1本20万円以上 専門の造園業者・伐採業者が対応
生垣(1m高×10m長) 1〜5万円 刈り込み+根の撤去費用
根株の撤去(根切り) 1本5,000〜3万円 根を土から掘り出す費用が別途発生

解体業者 vs 造園業者:どちらに依頼すべきかの比較

Chapter 02
02
Demolition vs Landscaping Contractor Comparison
一括依頼・専門依頼のメリット・デメリット

解体業者 vs 造園業者:どちらに依頼すべきか

依頼先 メリット デメリット
解体業者 ◎ 建物解体と一括依頼可能 △ 庭木専門でないため高めになることがある
造園業者・植木屋 ◎ 庭木の専門家で正確な見積もり △ 建物解体との連携が必要
伐採専門業者 ◎ 大木・危険木の対応が得意 △ 建物解体と別途依頼が必要
便利屋・廃品回収業者 ◎ 小規模なら安い × 大木・危険木は対応不可

庭木伐採を解体前に行うメリット

  • 解体費用の節約:解体業者が庭木を撤去するより、造園業者・植木屋が先に伐採する方が安くなるケースがある
  • 重機のアクセスを確保:大きな樹木が重機搬入の妨げになる場合、事前伐採で解体がスムーズになる
  • 残材の活用:状態の良い木材は薪・木材チップとして売却・引き渡しできる場合がある
  • 近隣トラブルの防止:解体中に樹木が倒れると近隣への損害が発生するリスクがある

庭木伐採費用を抑える5つのポイントと費用目安例

Chapter 03
03
5 Cost-Saving Tips for Tree Removal
自己伐採・相見積もり・薪活用・まとめ値引き

庭木・樹木の伐採費用を抑えるポイント

  • 造園業者・植木屋に先に見積もりを取る:解体業者に一括依頼より安くなるケースが多い
  • 複数社に相見積もりを取る:庭木の伐採費用も業者によって2〜3倍の差がある
  • 薪・木材チップとして引き取りを交渉する:状態の良い庭木は引き取り業者に渡すことで処分費を削減できる場合がある
  • 自分で伐採できる小木は事前処分:高さ2m以下の低木・中木は自分で伐採してゴミ収集に出すことで費用節約
  • 解体工事と同時発注で値引き交渉:解体業者への一括発注で「まとめ割引」を交渉する
庭木の状況(例) 推奨依頼先 費用目安
1〜2m以下の低木(10本) 自分で伐採→ゴミ収集 0〜1万円
3〜5m中木(5本) 造園業者に依頼 5〜15万円
7〜10m高木(2本) 伐採専門業者に依頼 10〜30万円
根株の撤去(5本) 造園業者に依頼 3〜10万円

危険木・隣地越境木・保存樹木の取り扱い注意点

Chapter 04
04
Dangerous Trees & Legal Considerations
民法改正・保存樹木・近隣対応の注意点

危険木・隣地越境樹木の扱い

  • 枯れ木・傾いた木(危険木):解体前に必ず伐採が必要。台風・地震で倒壊すると近隣への損害賠償責任が発生
  • 隣地に越境している枝・根:2023年の民法改正で「隣地の竹木の枝は一定の場合に自分で切除可能」になりました。ただし根は従来から切除可能。解体前に隣地所有者に連絡して対応を確認する
  • 文化的価値のある樹木(保存樹木):市区町村が指定する「保存樹木」は無断で伐採できません。解体前に市区町村に確認が必要
Q: 隣の木の枝が自分の敷地に越境しています。解体前に切れますか?
A: 2023年の民法改正(第233条)により、①催告後相当期間が経過しても隣地所有者が切除しない②隣地所有者が不明③急迫の事情がある場合に限り、越境枝を自ら切除できるようになりました。ただし根は従来から自分で切除可能です。解体前に隣地所有者に連絡して協力を求めることを先に行ってください。

よくある質問(FAQ)

Chapter 05
05
Frequently Asked Questions
解体前の庭木・樹木伐採費用に関する疑問にお答えします
Q: 解体業者が「庭木の撤去込み」と言っていますが、別途費用が発生しますか?
A: 「込み」の定義を事前に確認することが重要です。「低木・草花は込み、高木は別途」「幹の直径〇cm以下は込み」など条件が設定されていることがあります。見積書に「庭木伐採・撤去の条件と対象範囲」を明示してもらい、追加費用の発生条件を書面で確認してください。
Q: 古い庭木(松・梅など)に価値はありますか?買い取ってもらえますか?
A: 状態が良く形が整った松・梅・もみじなどは造園業者や庭木買取業者が引き取る場合があります。ただし移植・搬出の手間がかかるため、高額な買い取りは難しいケースが多いです。まず造園業者に「引き取り可能か」を確認してみてください。
Q: 庭木の伐採だけを依頼できる業者はありますか?
A: 造園業者・植木屋・伐採専門業者・シルバー人材センター(小規模な低木)などに庭木伐採のみを依頼できます。解体業者に建物解体と一括依頼する方法と費用を比較してみてください。
Q: 伐採した庭木の廃材はどうなりますか?
A: 解体業者・造園業者が産業廃棄物(木材チップ・緑廃棄物)として処分します。大量の場合は処分費が別途発生します。状態の良い木材は薪・木材チップとして引き取りに来る業者もいるため、処分費の節約になることがあります。
FROM THE FOUNDER
菊池隆弘

菊池 隆弘
解体適正価格チェック 代表
業界歴25年 | 25 YEARS IN THE INDUSTRY

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